吹きガラスを使った世界にひとつだけの天気管

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今日、どんな日になるか?
想像する。

何かはおこる確実に。
でもそれは誰にも分からない。

予定調和なものに溢れているこの世で、
自分の世界とそれ以外の世界を穏やかに繋げてくれるような
そんな道具です。

2013年12月より弊店での天気管ワークショップを皮切りに販売させていただいている天気管。ここでは、天気管とはそもそも・・・そして、たま茶の天気管について少し詳しくお話させて頂きます。
※2017/03/20の天気管WSに関しましてはお陰さまで満員御礼となっておりますが、3月より店鋪にて天気管の販売を再開しております。

天気管について

“ストームグラス(stormglass)”や”フィッツォロイ(FitzRoy)の天気管”という名前で1800年代イギリスでは気象を予測する道具として使われていた溶液の入ったガラス。その結晶ができるメカニズムはいまだ科学的に証明されておらず、天気による変化のみならず気圧、大気電気学的な影響等によって、溶解度などが変化するためと考えられています。

実際に、日々観察していると、結晶が毎日変化するようです。大航海時代には、天気を知るために舟に乗せていたという記録も残っています。いままでの経験からすると、天気を予測するにはしばし頼りのない気まぐれな要素満載ですが、毎日変化する結晶は本当に綺麗ですし、雪や嵐など天気が急激に変化する直前に大きく姿をかえる傾向にあります。

ぼーっと眺めていると、その時代の大海原の大きな甲板から見た無数の星で埋めつくされた夜空が見えてくるようです。

日々の変化を自分なりに解釈することが一つの楽しみになるかもしれません。

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世界にひとつだけのガラス

弊店で販売している天気管のガラスは、【吹きガラス(blowing-glass)】という技法を使って、店主でもあるglassTamahiが一点一点丁寧に製作しております。

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吹きガラスは熱せられた窯で溶かされたガラスを竿を使いながら整形する技法です。

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熱せられた柔らかい状態のガラスを扱うため、手早いリズムで、上図のようにベンチの上を転がし、回転を使いながら、形をつくっていきます。

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桜の木の治具や、特殊な金属の鋏なども使います。

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このような工程でつくられるため、厳密にはまったく同じものをつくることはできません。つまり、一点もの。世界にひとつだけの器となります。

天然の樟脳で・・・

天気管のおもな成分は樟脳(しょうのう)エタノールです。
樟脳はむかしから、タンスにいれて防虫剤として使われてきました。この樟脳は、クスノキの精油の主成分で実際、クスノキを削るとこの良い香りがします。たま茶の天気管には、天然の樟脳を使用しております。あえてこう書かせて頂いているのは、国内でも天然の樟脳を製造されているのはすでに数軒のみとなっており、ほとんどは化学合成されたものととってかわっています。ガラスと共に、できるだけ自然のものをという願いを込めて天然のクスノキからの恵みを使っております。

天気管の販売について

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たま茶では、店鋪にて天気管の販売をしております。吹きガラスの容器をお選びいただき、その後目の前で溶液を注がせていただきます。封をしているのは天然のコルクで、アルコール耐性の塗装を施してあります。

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価格は、容器の大きさ、お色などによって異なります。写真はあくまでイメージとなりますので、製品の性質上、ご来店いただき手にとってご確認いただくことをオススメしております。在庫の方は常にかわっておりますので、一度お問合せくださいませ。

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